平安京遷都以前からの歴史をもつ、京都では数少ない寺院のひとつである清水寺の門前で商いをさせていただいております「清水坂 きよみず川かみ」でございます。清水寺は「源氏物語」「枕草子」「更級日記」などの古典文学に登場し、平安時代、既に多くの参詣者を集めていたことがうかがわれます。その清水寺や清水坂の歴史に想いをよせ御菓子を日々、創作させていただいております。
当店は京都の清水で三代にわたり八つ橋の製造を続け、その技を受け継いできました。京都のおみやげの定番のひとつである生八つ橋の本来の美味しさを、創業当時の味を変えることなく、昔からのお客様にも満足していただけるように日々精進しております。
これにとどまらず、八つ橋の新しいかたちにも挑戦しております。
生八つ橋自身に抹茶を練りこんだものや、季節の餡を作り上げ、最高の組合わせになるように包んだ、季節感あふれる生八つ橋も販売させていただいております。
京都・清水にお立ち寄りの際には、きよみず川かみにお立ち寄りください。
店主敬白
昭和13年 | 先代川上覚吉、聖護院八ツ橋入社のち工場長 |
昭和22年 | 独立 八ツ橋製造、卸し |
昭和40年 | 清水寺門前店 開店 |
昭和42年 | つぶあん入り生八ツ橋「おぼこ」販売 |
昭和49年 | 業界初自動包あん機 導入 |
昭和50年 | 抹茶入り「おぼこ」発売 |
昭和59年 | 「おぼこ」が全国菓子大博覧会で総裁賞を受賞 |
平成10年 | 茶碗坂店 開店 |